来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

 

毎度のことながら、年末から年度末にかけては寒いのでブログ更新が途絶えがちになってしまいます。しばらく更新してなかったので、きっかけがなくなっていましたが、新年ということで、うまいこと切り替えて行きたいと思います。今年もよろしくお願いしますです。

今年の初仕事

今日は厄除けで有名な大国魂神社に初詣に行ってきました。私はズバリ言って唯物論者なので、矛盾していますが、神社やお寺にお参りするということには特別な思いがあり、初詣に行かないとなんかずっと気持ち悪いものを抱えた気分になります。お泊りなのに歯ブラシ忘れて歯が磨けないときみたいな(笑)。

 

初詣の大国魂神社はすごく混んでいるというイメージがあります。元日〜3日ぐらいの日中に行くと、鳥居の外のけやき並木まで行列ができていて、フォーリスの前あたりから並ぶと、お参りできるまで40分以上かかると思います。

 

それに、行列でやってると、列を抜けると元に戻れないという心配から、手水をおろそかにしてしまいがちです。というか、みんなやってないですね。何か食べながら並んでたり。そんなんじゃご利益ないですよ(笑)。

 

それはさておき。今回は午前3時ごろでかけようと思っていましたが、寝過ごして5時半に目が覚めました。まだ暗い中、小走りで行きまして、着いたのは6時半ぐらいでしょうか。神社には結構な人がいて、出店も半分ぐらいは営業していましたが、ほとんど並ばずに参拝できました。家内安全を祈願してきました。

 

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こんな感じの混み具合でした。

 

帰りは住宅街の中から登る日の出を見ながら帰ってきました。ありきたりですが、とてもすがすがしい気分になり、今年はこれをやるぞ、という決意が湧いてきました。

 

今週のお題「2017年にやりたいこと」

研究に関してですが、

ナーセル・ホスロウの研究の仕上げ

11世紀のペルシア詩人でイスマーイール派の思想家であったナーセル・ホスロウの思想的著作の研究は、修士課程以来の大きな課題であり、もはやライフワーク(?)になっています。もちろん、この手の研究に終わりはないので、仕上げというものもないのですが、まだ活字にできていないことが多いので、できれば1冊のモノグラフの形にしておきたいです。

アミール・アルサラーンの翻訳に着手したい

このブログであらすじを紹介していた『名高きアミール・アルサラーン』の物語ですが、例の件もあって、最後まであらすじを載せるのはやめて、やはり将来的には完全な翻訳の形にして発表したいと思っています。そのためには、まだ色々と研究しないといけないのですが、今は資料を集めている段階です。完成までは、何年もかかると思います。

現代小説の紹介

2014年に出たイラン女性作家の短編集『天空の家―イラン女性作家選 (現代アジアの女性作家秀作シリーズ)』は画期的な出版でしたが、アラブに比べるとまだまだイランは現代小説の翻訳が少ないですね。トルコの方は、宮下遼さんが精力的に中長編の翻訳を出しておられるので、イラン文学もプレゼンスを高めていかないと、と思っています。思っていますが・・・なにすればええんや・・・

 

ほかにもやりたいことは色々ありますが、風呂敷広げすぎになってしまうのでこれだけにしておきます。

 

あとですね、今年はクールでニヒルなキャラを目指して、これからは研究者のブログらしく「である」調のブログにしていこうとか思っています(笑)。

 

というわけで、今年もボチボチと更新していきますが宜しくお願い致します。

 

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