以前の記事で紹介した、アメリカのイラン系監督・俳優陣によるイラニアン・ホラー映画(?)、『ザ・ヴァンパイア〜残酷な牙を持つ少女〜』公開日になりましたっ!!(新宿・横浜・梅田・福岡のみ。他の地域はもう少し後です)
新宿シネマカリテでは9:30の回から18:30の回まで強気の1日5回上映。上映スケジュール→ 上映時間 | 新宿シネマカリテ
各種割引やキャンペーンがあるから行く前に映画館のサイト↓を見てね。
横浜シネマリンでは、初日19日の12:15の回にご来場のお客さんに、抽選で特製トートバッグやドイツ版B2ポスターが当たるとな!ずるいぞ!神奈川県民!千葉や埼玉のことも考えろ!
詳しくは→ ザ・バンパイア 残酷な牙を持つ少女 | 横浜シネマリン
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さて、この映画、何が面白い(まだ観てないけどw)かと言いますと、
- アメリカ映画なのにセリフはペルシア語である(誰向けなんだ?)
- ヴァンパイアホラーなのに舞台はイランの架空の街である
- 監督、俳優の殆どがイラン人orイラン系である
- ヴァンパイアがマントというかチャードル?を被って、どういうわけかスケボーに乗って来るのが妙にコミカルだけどカッコイイ
- 主演のシェイラー・ヴァンドさんは、私のイチ押し女優である
要するに、イラン本国では絶対撮れないような映画を、外国で撮った、外国のイラン映画(?)なのですが、映画自体もイランのありそうでなさそうな架空の街を舞台にしていて、そのパラレルワールド感が凄い。
白黒の映像がなんとなく革命前のイラン映画を彷彿とさせます。革命前だから古い、ということではなく、今では見られない、エロスや暴力の描写がありますので、まさに架空のイランのような、個人的にはそんなイメージをもっています。
以前の記事で、『貞淑な妻Zan-e bakere』という革命前の映画を紹介しましたが、↓この動画の1:20:40ぐらいのところで、暗い夜道に娼婦が現れる場面ですね。あれを思い出しちゃいました。
内容については、改めて感想を書きたいと思いますが、ここではシェイラー・ヴァンドさんについて少し予習を。
シェイラー・ヴァンドは、1985年にロサンジェルスで生まれた米国の女優ですが、両親ともイラン人の、自称「第一世代」イラン人です。ペルシア語はしゃべれるが、読み書きはできないとのこと(俺が教えてやりたい!)。
写真だと色んな写真映りでビミョーなんですが(Google画像検索結果)、↓この動画みたいに横から撮った顔がサイコーに美人です。声はハスキーなのが意外。
(右がヴァンドさん、左は監督のアミールプールさんです)
『アルゴ』にも家政婦役で出演していたのですが、映画のほかにも、テレビドラマ「ステート・オブ・アフェアーズ」(モーリーン役)にも多数出演したり、こんなアートにも参加したりと、多方面で頑張ってます。
このヴァンドさんが、シマシマTシャツ着て、チャードル被って、「血ぃ吸うたろか〜」といいながら(ウソ)、暗い夜道をスケボーにのって走ってくる・・・可笑しくないですか。もう観るしかないです。
高校生1000円のキャンペーンあり。高校生の初デートにも最適!!
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Posted by ギャガ株式会社 映像事業部 on 2015年9月15日
自分で「観に行こう!」とか言っておいてアレなんですが、実は私は連休中は観に行けそうになく、先に観た人のレビュー記事が出てきたら悔しいのでこの記事書いてます(涙)・・・9月中に観に行きたいな~。10月には久しぶりにホントのイラン映画(?)、『ボーダレス』公開も控えています。これも楽しみです。
イラン映画じゃないですが、マルジャン・サトラピ監督の「ハッピーボイス・キラー」も19日から公開です(シネマート新宿、心斎橋)。
なんかイラン系監督たちがスリラーづいているな・・・
てゆうか、19日は「ベル&セバスチャン」も公開だ!・・・おれ、名犬ジョリィ大好きだったんだよなあ~w
有給とって新宿で映画3連発でもしたいところです・・・