あっという間に6月ですね。恒例(?)の新刊案内です。といっても私もまだ読んでいないので、不案内にしかなりませんが・・・
まず、5月の新刊で抜けていたものがいくつかありました。
灘高→東大の秀才はいかにしてイスラーム教徒になったのか。興味深いです。
版元のサイトで試し読みができます。
こちらも5月発売でした。てことは今日現在で一番新しい本かな。ただし、2006年に出版された『早わかり中東・イスラーム世界史』に、最新事情を加筆して改訂したものとのことです。
イスラーム国関連は、変化球が出てきました。
さて、6月の新刊です。
中東・イスラーム地域全般

TRANSIT(トランジット)特別編集号 美しきイスラームという場所2015 (講談社 Mook(J))
- 作者: ユーフォリアファクトリー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: ムック
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この記事書いている時点でまだ書影が見られず、版元サイトにもまだ情報がありませんが、『トランジット』は写真がキレイな雑誌ですから期待大です。
収録(予定?)記事で個人的に気になるのは、「イスラムの宇宙観」、「イスラム現代MAP」、「イラン・女性の生き方」、「イスラムと女性」、「イスラムに嫁いで」、「パキスタン・フンザの桃の花(未定)」、「アフガニスタン・戦火の勇気」、「絵本&ホジャ」などでしょうか。より詳しい内容は、Amazon(上記)か版元ドットコムのページを参照あれ。
この手のものは、あるうちに買っとかないとね。
もう一つムックです。
こちらは版元サイトでもまだ情報がありません。
別冊歴史REALイスラームと日本人 - 株式会社洋泉社 雑誌、新書、ムックなどの出版物に関する案内。

なぜ? どうして?? 世界を騒がす仰天ニュース「イスラム」ココがわからない!!
- 作者: 中東問題研究会
- 出版社/メーカー: すばる舎
- 発売日: 2015/06/20
- メディア: 単行本
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(Amazon.co.jp内容紹介より)西洋と東洋の間に位置し、文明発祥の地である中東(メソポタミア)。そこで誕生したシリア宗教を中心に、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の独自性と共通性を考察。さらに、これらがシルクロードを通じて接触した中国の宗教や仏教、日本の宗教などとの、比較宗教的な広がりを追求しつつ、現代社会における多宗教共生の可能性を探る。

旅したからって、何が変わるわけでもないけどね…。ーーー旅するハナグマ 世界なんとなく旅行記 (地球の歩き方 コミックエッセイ)
- 作者: 河村 三太夫
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2015/05/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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イランにも行ったらしいです。
「アラブの春」関連
こちらは新書ではなく東大出版会から。版元のページに内容の情報があります。
ISIL/IS/ISIS/ダーイシュ関連

中東駐在ジャーナリストが見た イスラム国の真実 (携書144)
- 作者: 荒木基
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/06/18
- メディア: 新書
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なぜISIS(イスラム国)は平気で人を殺せるのか ~“アメリカの無策”と“サウジ・イラン代理戦争”の代償~
- 作者: ベンジャミン・ホール,?山正之,夏野翠
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2015/06/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こういう新書的タイトルは、個人的にはちょっと興醒めかな・・・
オリジナルはこれでしょうか?

Inside ISIS: The Brutal Rise of a Terrorist Army
- 作者: Benjamin Hall
- 出版社/メーカー: Center Street
- 発売日: 2015/03/10
- メディア: ハードカバー
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こちらは創作です。失礼ながらはじめて存在を知りました。読んでみたい。
(Amazon.co.jp内容紹介より)イスラム国の対日戦争計画の極秘情報を入手した在欧外務省情報局員は、謎のイスラム武装勢力の襲撃をかいくぐり、IRAの助けを借りて英本土を脱出、日本へと向かった。対日戦争計画の存在を知った秘密諜報機関「アスカ」は、陸自の精鋭を集めた心理作戦工作部に対露戦研究を命じる一方、海自特殊任務部隊シールズに臨戦態勢を発令!迫真の近未来軍事サスペンス巨篇、完結。
イスラーム美術関連
が〜〜!!その手があったか!うちの娘、ぬり絵するんだよな〜
おまけ:トルコ関連
各国別に検索すればもっとあるかも知れませんが、とりあえず今日はここまで。