来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

ゴンチェ・ガヴァーミー氏続報

さて、レイハーネ・ジャッバーリー氏の件を取り上げている間に、ゴンチェ・ガヴァーミー氏裁判のほうも進展があったようです。

 

しかしこちらもよく分からないところがあります。前回記事では、裁判所命令がタイプ待ちになっているとお伝えしましたが、いくつかのニュースの情報からまとめると、

  • 弁護人は裁判所長に命令を見せてもらったが、正式には通達されていない
  • その命令書は検察に送ったと言われ、被告側の手元にはない(?)
  • ともあれその命令によると、ガヴァーミー氏は1年の投獄(禁固)に処せられる
  • 前科がないので、減刑が認められる可能性はある

ということのようです。

彼女の場合、バレーボール観戦の件では一旦釈放されていますが、警察に荷物を取りに行った時に英国との二重国籍が問題視され、再逮捕されたことになります。

この点について、以前の記事で「バレーボールを観戦して逮捕された」、と書いてしまいまいたが、どうもネット上のソースを読み返すと、事実は「イラン・イタリア戦を観戦しようとした(英語ではtried to)」ということのようです。単に観戦しようとしたのか、抗議活動のようなものを行ったのか、もっと詳細を知りたい気がします。別に後者だったら逮捕されてもしょうがないなどと言うつもりはありませんが・・・

 

Copyright © Yasuhiro Tokuhara, All rights reserved.