来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

アレフバーな研究者のカバン

今週のお題「私のかばん」

 

以前、カバンについて書こうと思ったことがあったのでこの機会に書いてみます。

 

私は研究職ですが大学教員ではなく、基本的に月曜から金曜まで、毎朝満員電車で約1時間の距離を通勤しています。弁当と水筒を持参するのでタダでさえ重いのですが、「備えよ常に」(ボーイスカウト)の後遺症で、色々と道具を常備したがるので、かさばって重いです。

 

さらに、一応学者のはしくれなので、一見サラリーマンのようでも、本を沢山詰めこんだカバンを持ち歩いて背骨が曲がっているぐらいが格好いい、という固定観念があります。

 

試行錯誤の末、普段カバンの中に入っているものはこんな感じに落ち着いています。

 

 

 

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ペルシア語の『イスラーム大百科事典』4冊です。11巻と14〜16巻がベストですね。1冊が1kg以上ありますので、通勤するだけで筋トレにもなります。

 

 

 

 

・・・ウソです。

 

 

かばんの中身なんて人が読んで面白いはずがないので、ついふざけてしまいました。実際に普段入っているものはこんなところです(めんどくさいので写真なしねww)

  • 食料:弁当、水筒
  • 勉強・情報収集道具:タブレットPC(7.7インチ)、WiMAXルータ、(紙の)ノート、筆記用具、充電用USBケーブル
  • 医薬品:正露丸糖衣、ビオフェルミンパブロン、バンドエイド、綿棒、ヴィックスドロップ
  • その他:スケジュール帳、名刺ケース、財布、眼鏡、ハンドタオル、エコバッグ(東洋文庫のトートバッグ)

以下、特に言い訳が必要かと思われるものをピックアップします。写真もないし、商品リンクばっかりでつまらないので興味ないかたはこちらへどうぞ。

 

弁当&水筒

水筒はサーモスの600MLのやつを愛用しています。それまではペットボトルを使い回していたのですが、中が洗えないので数日毎に新しいペットボトルを買わないといけないのが勿体ないのでこれを使うようになりました。ペットボトルだとすぐにぬるくなってしまうというのも理由です。

0.6Lなのでペットボトルより量が多く、容器の分もあわせるとかなり重いです。しかし夏は夕方まで冷えたお茶が飲め、冬は熱いお茶が飲めるのでやめられません。最近、重さにも慣れてきました。

THERMOS 真空断熱ケータイマグ  0.6L ブラック JMZ-600 BK

THERMOS 真空断熱ケータイマグ 0.6L ブラック JMZ-600 BK

 

 弁当箱は以前はサーモスの保温できるものを使っていましたが、保温容器がステンレスで重く、食べ終わっても容積が減らないので最近は普通のプラスチックの弁当箱を使っています。

 

コクヨフィラーノート

基本的に、研究会や図書館でメモをとるときは、紙のノートを使います。某大学の図書館に行ったときに、ノートPCの使用可能スペースが限られていたので仕方なく手書きでメモを取ったときに、手書きの方が要点をまとめやすいということが分かりました。

色々試してみた結果、コクヨフィラーノートB5サイズのリング式のものを使っています。机がない講演会会場などでは膝の上で書いたりするので、このサイズがベストです。かなりオススメです。

プラスチックの下敷きを常に挟んでいます。下敷きで強度が稼げるので膝の上でも書きやすくなります。書いた後は切り取ってスキャンして捨てるか、捨てたくないものはファイルしておきます。

年度末になると売り切れるので、4月頃にまとめ買いします。

 

REGZAタブレットAT570(7.7inch)&WIMAXルーター

長文を書くときは、基本的に自宅のMacか職場のアホンドウズ7を使います。一時期、ノマド研究者を目指してMacBookAir(11inch)を持ち歩き、色んなファーストフードの居心地を試したりしましたが、お金がかかるし歩く距離が増えるので、執筆はやはり自宅か職場が一番です。

 タブレットは朝の電車内でニュースを見たり、ちょっとネットで調べ物をしたり、スキャンした本や論文を読むのに使っています。モバイルルーターと合わせて持ち歩いているので、CiNiiで論文記事をダウンロードして電車内で読むということもできます。タブレットは顔を近づけて読めるので、PCより読書に向いています。

 

スケジュール帳

出た!スケジュール帳!これぞ自己満足ブログ!どうしてみんな自分の手帳やスケジュール帳を見せびらかしたがるのか分かりません。

しかし、いざ自分のについて書くとなると、やはり正当化したくなる・・・なんででしょう(笑)

基本的にスケジュール管理はGoogleカレンダーを使っていますが、突然スケジュールを聞かれたりしたときや、PCを開くのが気が引けるような会合もありますから、スケジュール帳も併用しています。

 

ノートカバーに別売のダイアリーをセットして使っています。

 キングジムのこのノートカバーは、ちょっと太めのゼブラのシャープ+3色ボールペンSARASA3+Sが差し込めるので、会議のときはこれだけ持っていけばオッケーです。

中に入れるダイアリーは、今年はマンスリーとウィークリーが上下で切れているのを買ってみましたが、そんなに毎日変わったことをする仕事ではないので、ウィークリーのページって殆ど使わないです。

勿体ないので、基本はマンスリーでスケジュール管理し、細かい動きが必要なときだけ、ノートの部分に書き込めばいいかな、と思い、来年からはフリータイプにしようと思っています。そのほうが手帳が軽くなるし。

コクヨ Campus ダイアリー A5 フリー ニ-CF103N

コクヨ Campus ダイアリー A5 フリー ニ-CF103N

 

これも冬になると品薄になるので、夏のうちに買いました。

 

東洋文庫トートバッグ(大)

これは意外と丈夫で重宝します。折りたたんでカバンにいれておき、荷物が増えたときに使います。弁当、本、上着、スキャンスナップ、何でも入ります。百科事典をあと3冊ほど持ち歩きたいときに便利。

東洋文庫ミュージアムショップで購入できます。1000円。

ミュージアム - 公益財団法人 東洋文庫

カバンについて

さて、これらすべてが入るカバンを選ぶのも一苦労で、弁当を入れるためにはとりあえずマチが内寸で最低でも12〜13cmないとだめです。

マンダリナダックのコルボは価格も手ごろで色々なサイズバリエーションがあるのですが、44cmの一番横に長いやつを3年ほど使っています。

[マンダリナ ダック] MANDARINA DUCK コルボ ビジネストートバッグ

[マンダリナ ダック] MANDARINA DUCK コルボ ビジネストートバッグ

 

このサイズだと、B4ファイルも入るし、ワイシャツなんかも立てて入れることができるので1泊ぐらいの出張ならこれだけでOKです。スキャンスナップや百科事典も入ります(←しつこい!)

一時期、リュックにしてみたこともありましたが、混んでいる車内だと、カバンを手に提げる必要も出てきますし、長距離を歩くわけでもないので結局これに戻りました。

 

ま、こんな黒いでっかいカバンを持って朝の山手線に乗ってくるのなんて、私とNICHIBIの学生ぐらいじゃないでしょうか(笑)。

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