ミーラーセ・マクトゥーブが発行している学術誌『アーイェネ・イェ・ミーラース(遺産の鏡)』第50号は、本文批評、文献学、写本学の論考を収録しています。
個人的に気になったのは、
「トゥースィーの『指示Ishārāt』注釈の古写本:それらと著者の写本との関係、作品の教授と学習の伝統について数点」という論文(著者のmu’allifではなく、編集されたmu’allafという意味かも知れません)と、
「イランと西洋におけるラーズィー研究の諸潮流の分類」
「ペルシア文学史における有名な無名人」
といったところです。読んでみないと何も言えませんが。