来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

アーレ=アフマド作品まだ出る

引用元: جلال آ‌ل‌احمد، چهره پرفروغ هفته دوم اسفند در بازار کتاب.

元記事は、本の家協会(Khane-ye Ketab)*のデータバンクに基づいていますが、それによると、エスファンド月第2週(西暦の3月初旬あたり)出版された本の内訳はこんな感じだそうです。

  • この週に出版されたタイトルは1583点で、847点が初版本。前の週は1829タイトルで、1008点が初版本だったので出版点数は300ほど減少した。
  • 最も多い分野は児童書・ヤングアダルト407タイトルで、次いで宗教が247点、その後は応用化学(実学)、文学、社会科学、その他と続く。
  • 1073人の著者による1256タイトルの内、最も多いのはアーレ=アフマドの35タイトル。
  • 270の訳者による318タイトルの翻訳書の内、ザフラー・アブー=ダーウードの訳書が5タイトルで最多。
  • 472の出版者の内、初版本ではピラミッド出版が40タイトルで最多。
  • また、非売品が95タイトル、オフセット本が18タイトル。

前の週に比べて点数が減っているとのことで、全体として何を言いたい記事なのか分かりません(笑)。

アーレ=アフマド本が目立った、ということでしょうか。それで私も思わず記事にしてしまいました。

*注:「本の家」とは、図書と読書の促進等を目的としてイラン暦1372年(西暦1993-4年)に設立された非営利・非政府の団体。「今年の本(Ketab-e sal)」などの賞の選考や、ISBNの付与なども行う。

Copyright © Yasuhiro Tokuhara, All rights reserved.