来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

イーラジ・アフシャールが最後に校訂した本

http://mirasmaktoob.ir/view-1688.html.

イーラジ・アフシャールとジャヴァード・バシャリーの校訂によるアブー・ターヒル・ムハンマド・イブン・ムハンマド・ヤフヤー・アウフィーの『節目の精妙における知性の気晴らし』(飽くまで仮訳)という本が出た。

元記事は、この著者の名前が『心の精髄Lubāb al-albāb』の著者アウフィーと酷似していることから、同一人物ではないかと述べているが、校訂者らはその点について論じていないらしい。

しかしアウフィーという名前を聞けば誰でもピンとくるはずなので、アフシャール御大が敢えてそこに触れないというのはやはり分からんということなのではないだろうか。

 

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