来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

2020-01-01から1年間の記事一覧

ヤシーン・ハージュ・サーレハ『シリア獄中獄外』

11月に通勤電車で読んだ本です。 シリア獄中獄外 作者:ヤシーン・ハージュ・サーレハ 発売日: 2020/06/18 メディア: 単行本 今年の6月に出た本です。訳者は岡崎弘樹さん。 書誌的な情報に触れておきますと、原著は2012年にアラビア語で刊行されたもので、本…

バーナード・ルイス『中東全史:イスラーム世界の二千年』

2020年10月に出た本です。 中東全史 ――イスラーム世界の二千年 (ちくま学芸文庫) 作者:ルイス,バーナード 発売日: 2020/10/10 メディア: 文庫 まず書誌的な情報を整理しておくと、 原書は1995年に刊行されたLewis, Bernard. The Middle East: 2000 Years Of …

現地レポート系新書の価値——澤畑剛『世界を動かすイスラエル』、春日孝之『イランはこれからどうなるのか』

ということで、気を取り直しまして本の紹介を。本当は2日に1冊ぐらい本を紹介したいんですけどね。昔読んだものも含めて。 紹介が遅くなってしまいましたが、8月に通勤電車で読んだ本です。 世界を動かすイスラエル (NHK出版新書) 作者:剛, 澤畑 発売日: 20…

11月に読んだ本:番外編

いただいた本や新しく入手した本を紹介するつもりが、積読の山が高くなる一方の今日この頃です。 「自称Middle East Librarian」としては、新しく入手した本についても、逐次紹介していかなければと思っています。ネットで探せば新刊情報は出てきますが、積…

6月の通勤電車で読んだ本

献本いただいた本を紹介するはずが、あっという間に3ヶ月過ぎてしまいました。何か書こうと思うと、どうしても目下の事態について何か言いたくなってしまう。 報道番組もエセ報道番組のワイドショーも、Go to なんとかキャンペーンのドタバタで持ちきりです…

中東・イスラーム関係文献を所蔵する主要図書館のサービス状況まとめ

中東・イスラーム研究に必要な図書が利用できるかどうかが手っ取り早くわかるよう、各館の開館/閉館・サービス状況をまとめました。

Back from Overwork

随分久しぶりの更新になります。 なぜブログを更新しなくなったのか、これを語れば非常に長くなってしまうので、それは追々、ちょっとずつ(ルサンチマンを滲ませつつ?)漏らしていくこととして、とりあえず再開しますということで。 現在、御多分に漏れず…

Copyright © Yasuhiro Tokuhara, All rights reserved.