来るべきアレフバー の世界

ペルシア文学の余白=世界文学の中心

2011-01-01から1年間の記事一覧

マクリーン&マター『イギリスとイスラーム世界:1558-1713年』

Britain and the Islamic World, 1558-1713 作者: Gerald Maclean,Nabil Matar 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr (Txt) 発売日: 2011/06/20 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る 6月20日発売予定。 版元のページによると、ヨーロッパの帝国主…

ササン・タヴァッソリ『キリスト教とイランの出会い:革命後のムスリム思想家たち』

Christian Encounters with Iran: Engaging Muslim Thinkers After the Revolution (International Library of Iranian Studies) 作者: Sasan Tavassoli 出版社/メーカー: I. B. Tauris & Company 発売日: 2011/05/15 メディア: ハードカバー この商品を含む…

Webcatは終了し、CiNiiとWebcat Plusで棲み分け

17日付「Webcat終了予定および後継の検索サービスについて」によると、 図書館で働くようになって以来、随分お世話になったWebcatですが、24年度末をもってサービスを終了するとのことです。 Webcatが終わる、ということは以前から耳にして分かってはいまし…

NetCommonsの動作状況

NetCommonsを使ってみたいという希望がありまして・・・ NCの動作環境を見ると、FreeBSD 6.1-RELEASEでは動作確認済みということですが、さくらのほうはFreeBSD 7.1(記事投稿時)ですので、ちょっと不安だったのですが、インストールしてみたら普通に使えま…

『現代思想 2011年4月臨時増刊号』総特集「アラブ革命」

青土社のHPはこちら 今日はNACSISがちょっとだけ動いた。その僅かな時間に雑誌を登録。 現代思想増刊号の特集は「アラブ革命」 。 パラパラとページをめくってみると・・・ 巻頭を飾るジジェクの論考ですが、「タハリール」が全部「タリハール」になってい…

イーラジ・アフシャール氏の訃報

イラン最高の歴史家の一人、イーラジ・アフシャール氏が8日に亡くなっていたことを、さっき知りました。 個人的な面識はありませんでしたが、あるところで仕事をしていたとき、アフシャール氏から問合せの電話がかかってきたことがありました。 彼は「イーラ…

イランで南京虫に襲われたの巻(2)

(昨日の記事の続きです) 南京虫(トコジラミ)の恐怖 その部屋は、丁度隣の建物の陰で昼間もまったく陽の当たらない、2階の暗い部屋でした。真夏だったので、その点はさほど気になりませんでしたが、どことなく変な匂いのする部屋でした。しかし、せっか…

イランで南京虫に襲われたの巻(1)

ちょっと古い話ですが、2009年にイランのホテルで南京虫(トコジラミ)に襲われたときのことを書きます。何かの参考になるかも知れませんので。さっそく文学から脱線してしまい恐縮です。 ホテルの名誉のために名前は敢えて伏せておきますが、フェルドウスィ…

「ナポレオンおじさん」の舞台となった邸宅の老朽化進む

元記事URL: http://www.voanews.com/persian/news/daee-khane-05-01-2010-112981944.html イーラジ・ペゼシュクザードの小説『ナポレオンおじさんDayijan Napoleon』を基にしたテレビドラマの舞台にもなった、アミーノッソルターン(エッテハーディーエ)庭…

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